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?iPodシェアダントツのアップルが向かう先?フィル?シラー上級副社長に聞く

さて、このBCNの調査は全国のパソコン専門店や家電量販店18社の店舗からPOSデータを日時で収集したもので、販売の勢いを示すのにはとてもよい数字だ。しかし、マーケットサイズを測るにはこのデータだけでは不十分だ。実際の利用者数、さらに突き詰めるなら日常的に使っているアクティブユーザーの姿を浮き彫りにしなければ、果たしてどれだけのマーケットが存在しているのか分からず、アクセサリーなどの商品企画も立て難い。単刀直入に日本での販売台数を聞いてみたフィル：全世界での累計販売台数は約3000万台です。しかし、それを地域で細分化したデータは公表していません。日本での販売台数、各国の比率などは全くお教えすることはできません。確かにおっしゃるように日本のマーケットサイズがどれだけのも�!
�になっているか分からなければ、サードパーティがビジネスプランを立てにくいということもあるでしょう。数字は具体的に示せませんが、逆にアフターマーケットの市場がどうなっているのかを見れば、その勢いが分かるのではないでしょうか？

iPodにつなげるスピーカーやケース類が続々市場に登場しているのを見ればその勢いが分かります。発表されたばかりの日産自動車の新型ウイングロードライダーはメーカーオプションとしてiPod接続キットが用意されました。来年発売される日本の車の三分の一にはiPodが接続できるオプションが用意されるはずです。こんなに勢いがあるのですから今こそ、このマーケットにいろんな方に参加してほしいと思います爆発するマーケットでアイデアを競え

本当にiPod用アクセサリーマーケットは爆発している。ルイヴィトンやグッチなどのブランド物ケース、水深3メートルくらいならへっちゃら、シュノーケリング中でも音楽が楽しめるという防水ケース、自由な動きが楽しめるワイヤレス?ヘッドフォン。楽天市場で「iPodアクセサリー」と探せば、即座に1200件あまりもリストされてくる。今後この市場ますます面白そうだフィル：米国ではファッションに取り入れる例が増えています。ジャケットやオートバイのヘルメットに組み込むなんてものもありますね。先日、アイデアとして持ち込まれたのは、ヘッドフォンにiPod nanoを差し込むようなものがあって、面白いと思いました。製品として本当に出てくるのかどうか分かりませんが、キワモノと言えそうなものもたくさんありますよ!
（笑）。車への装着アダプターも続々と登場しています。こうした隆盛を見ていただければ、我々から具体的な販売台数を申し上げなくても市場は大きく成長しているということはお分かりいただけるでしょう。日本の皆さんのユニークなアイデアを世界に見てもらうチャンスです。我々もそういう、面白いアイデアを持ったサードパーティの方と密接に仕事ができる仕組みを持っています。ぜひ、アプローチしてきてほしいです。